双極性障害(躁うつ病)は、「うつ」と「そう」の両方の症状が現れる精神の病気です。
ここでは 双極性障害の症状や特徴を紹介いたします。
双極性障害での障害年金の申請に関しては、双極性障害(躁うつ病)と障害年金 にポイントをまとめてありますのでご参照ください。
双極性障害の症状
双極性障害の6~7割は、うつ状態から発症するといわれています。
“うつの症状” と、以下のような “そう(躁)状態” を繰り返すのが双極性障害の特徴、以下のような症状が現れます。
- 気分が良くなり過ぎる
- 自分が偉くなったように感じる
- 眠らなくても平気
- 声がかれるくらいに話し続ける
- 金遣いが荒くなった
- 「人が変わったようだ」と言われる
双極性障害は4種類に分けられます
双極性障害は、うつ病と同じく「気分障害」に分類されます。
また、症状の状態や重さなどにより、以下の4種類に分類されます。
1. 双極性Ⅰ型障害
“強い” そう状態と、”強い” うつ状態を繰り返す、または両者が混合した症状が現れます。社会生活に支障が出るため、入院治療が必要なこともあります。
2. 双極性Ⅱ型障害
“軽い” そう状態(入院の必要がない程度の「ハイ」な状態)と、うつ状態を繰り返します。
3. 気分循環性障害
“軽い” そう状態と、”軽い” うつ病場を繰り返し、それが2年以上続いている状態です。長引くとⅠ型やⅡ型に移行することもあります。
4. 特定不能の双極性障害
上記の1〜3にピッタリと当てはまらず特定不能なもの。
ご自身や身の回りの方のこういった症状に気付かれたら、悪化させないために、また、障害年金において重要な初診日を確定させるためにも、早めに心療内科で受診されることをおすすめします。
障害年金の申請をお考えの方は、双極性障害(躁うつ病)と障害年金 も合わせてご覧ください。